旅館業界の2016年は民泊問題に振り回された1年だった。政府の規制緩和やインバウンド促進の動きに合わせて民泊を本格的に解禁しようという動きが活発化。新法の制定に向けた議論が進められ、法案の中身を巡っての関連業界の動きも活発化している。民泊とともに喫緊の課題となっている生産性向上への取り組みも含めて、2017年の旅館業界の展望と課題を旅館2団体のトップに語ってもらった。司会は、本社副編集長森田淳。
出席者
日本旅館協会 会長 針谷 了氏
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会 会長 北原茂樹氏